DSのタッチスクリーン

私はNintendo DSのゲームをいくつかプレイしてきたが、いまのところDSのタッチスクリーン機能を上手に使ったゲームに出会えてない。


これまでにプレイしてきたゲームは、十字キーとボタン操作がメインで、タッチスクリーンによる操作はメインとは関係ない部分を補うために用意されていた。よってゲーム中にDSのタッチスクリーンに触れる際は、
1.右手をDSのボタン部分から放し、
2.任意のタッチスクリーン部分を触れ、
3.右手をDSのボタン部分へ戻す、というステップを経る。


また、タッチペンを使うときは、
1.右手をDSのボタン部分から放し、
2.DSの横の部分からタッチペンを取り出し、
3.任意のタッチスクリーン部分を押し、
4.タッチペンを横の部分へ戻し、
5.右手をDSのボタン部分へ戻す、というステップを経る。


これらのステップは私にとって非常に苛立たしいものである。何故かというと、素早い操作が要求されるアクションゲームでは上記のステップにかかる時間は命取りであり、その間自キャラが攻撃を受けてしまうことがあるからだ。アクションゲームのような素早い操作が要求されるゲームでなくとも、右手のボタン操作を一時中断してタッチスクリーン操作に移るというのは、右手の操作に集中できないので少し不快感だ。


私が思うDSのタッチスクリーン機能を上手に使うゲームというのは、左手はキー操作、右手はタッチスクリーン操作のみに限定しているゲームであるが、その条件下で面白いゲームを作るのは難しい気がする。キー操作で自キャラを移動しタッチスクリーンで押した部分に向かって自キャラが攻撃するアクションゲームなどが考えられるが、フリーゲームで似たようなのがあるし。